LITTLE✞PRAYERS

福音伝道教団太田キリスト教会の子どもクラス ハッピーキッズの記録

井戸のそばで…

今日のみことば

「わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます」ヨハネ4:14

暑い日が続いていますね。

今朝のけいた先生のゲームは金魚すくいならぬお菓子すくい。

水に浮かべたお菓子を取るゲームで、涼しくなれたかな?

夏休みで、普段は遠くに住んでいる男の子たちも来てくれました。

今朝は筆者(きよの先生)がお話を担当させていただきましたが、最初に絵本を読みました。

「なまえのないねこ」という絵本です。

聖書とは何のつながりもありませんが、今日の聖書箇所を読んだ時に、この絵本を思い出したのでした。

絵本に登場するさみしい野良猫が、今朝のお話に登場するサマリアの女の人と重なったからです。

サマリアの女の人が、井戸に水をくみにやって来ます。

井戸から水をくむのは、普通朝か夕方の涼しい時間でした。

でも、女の人がやって来たのはお昼ころです。

どうしてでしょう?

他の人に会いたくなかったんです。

それは、女の人が、神さまに喜ばれない生活をしていたからでした。

でも、それって、とてもさみしいことだよね。

女の人は孤独でした。

 

井戸にやって来た時、女の人はそこで男の人と出会います。

男の人が言ったのが今日のみことばです。

それは、弟子たちと旅をしていたイエスさまでした。

エスさまたちはガリラヤへ行く途中だったのですが、ユダヤ人とサマリア人は仲が悪かったので、サマリアを通って行くことは考えられません。

しかし、イエスさまはあえてその道を選ばれたのです。

この、女の人に会うために。

 

普通の水は飲んでもまたのどがかわきます。

飲めばなくなります。

でも、イエスさまが下さるいのちの水は、なくなることも、かわくこともありません。

 

心がかわいていた女の人は、イエスさまと出会い、イエスさまを信じて変えられます。

喜びに満たされて生きることができるようになったのです。

それまで人目をさけていた女の人でしたが、この喜びを伝えようと町に行きます。

そのおかげで、たくさんのサマリアの人がイエスさまを信じることができました。

 

私たちもいのちの水をいただくなら、神さまとともに歩む喜びに満ちた人生へと変えられます。

そして、そうなるように、イエスさまはいつでも、いつまでも、待っていて下さるのです。

 

kotoleaf.hateblo.jp

 

 

イエスさまに会いに行ったニコデモ

今日のみことば

「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません」ヨハネ3:3

今日のお話には、ニコデモという人が出てきます。

この人は、ユダヤの最高法院の議員で、ベテランの聖書の教師でした。

パリサイ人と呼ばれるグループの人で、みんなから尊敬されていました。

パリサイ人というのは、神さまの戒めを守るのに熱心な人たちのことです。

熱心なあまり、決まりをつけ加えて人々に教えていました。

でもニコデモは「本当にこれでいいのかな?」「決まりを守っていれば、神さまの国に入れるのかな?」と思っていたんです。

 

そこで、夜、こっそりとイエスさまに会いに行きます。

パリサイ人の仲間たちは、イエスさまのことをよく思っていなかったからです。

 

会いに行ったニコデモにイエスさまがおっしゃったのが今日のみことばです。

ニコデモは、その言葉の意味がわかりませんでした。

「どうやったら、もう一度お母さんから生まれてくることができるんだろう?」と思いました。

でもイエスさまはおっしゃいます。

「神さまの霊によって、あなたの心が新しくされるのです。あなたたちの罪を許すために十字架にかかる私を信じる者は、心を新しくされるのです」

 

私たちは、罪を持ったままの人間です。

そのままでは、滅びてしまうのです。

でも、神さまは、罪人の私たちを愛し、あわれんで下さいます。

 

みんなが、神さまを信じて、新しく生まれ変わることができますように。

 

今朝のお話担当はあいこ先生でした。

けいた先生のゲームは、チーム対抗ゲーム大会でした。

 

結婚式の奇跡

今日のみことば

「イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた」

今日は月末の日曜日なので、工作の日です。

夏らしいものを作ろうかなあなんて考えていて、以前にも作ったことがある風鈴に決めました。

前回は紙コップを使ったのですが、今回は卵のパックを使ったミニミニ風鈴です。

卵のパックをカットし、底に穴をあけておきます。

みんなには、それを2枚重ねてマスキングテープで飾りをつけてもらいました。

それに、みことばを書いた短冊と鈴をつけて完成です。

小さいお友だちもとっても上手にできましたね(*^-^*)

今朝のメッセージはくみこ先生。

ガリラヤのカナという場所でのお話です。

そこで結婚式が行われ、イエスさまも弟子たちやお母さんのマリアと一緒にお祝いに行きました。

この頃の結婚式は1週間くらい行われていたようです。

喜びを長く味わえるというのもありますが、遠くから歩いて来るお客さんも多かったので、何日の何時とは決められなかったのかも知れません。

 

エスさまのお母さんのマリアは、結婚式でお食事のお手伝いをしていました。

ところが、途中でぶどう酒がなくなってしまったのです。

ぶどう酒は、お祝いの喜びのしるし。

水があまりよくないので、ぶどう酒はとても大切だったんです。

そのぶどう酒が足りなくなってしまいました。

困ったマリアはイエスさまに相談します。

するとイエスさまは、手足を洗う水を入れる大きな水がめに水を入れるようおっしゃいました。

そして、その水をお客さんに出すようにということです。

不思議に思った人もいるでしょう。

でも、注いでみると、水だったはずのものはぶどう酒に変わっていたのです。

それも、上等なぶどう酒でした。

弟子たちは、それを見て、イエスさまが本当に神さまだということがわかりました。

 

少し前に、荒野での悪魔の誘惑のお話を聞きましたね。

この時イエスさまは神の力を使いませんでした。

この結婚式で、初めて神の力を使ったんです。

それは、この奇跡が自分のためではなかったからです。

それともうひとつ理由が考えられます。

ぶどう酒は、人々の罪を許すために十字架で流されたイエスさまの血を意味しているのです。

水は、手足の汚れを落とすだけですが、ぶどう酒は罪をきれいにします。

結婚式は、人生の中で最高の喜びです。

その結婚式を、イエスさまは祝福して下さったのでした。

 

※写真はちえみ先生が撮ってくださったものを加工して使用しています。

 

2023夏休み宿題お助け会

今年で3回目になる夏休み宿題お助け会です。

7月22日㈯、23日㈰の2日間行われ、それぞれ3名、4名の参加がありました。

教会都合で例年より1週間早い開催、夏休みに入ってすぐでした。

宿題お助け会の教科は、絵画(ポスター)、習字、作文(読書感想文)で、それぞれくみこ先生、いしづか先生、ブログ筆者のきよの先生が担当させていただきました。

大物宿題は早く片付けてしまえばラク

ということで、みんながんばって進めていました。

とはいえ、年齢の近い女の子どうし、参加者も予想より少なかったのもあって、なごやかに楽しそうでした。

休憩時間には、みんなでアイスを食べましたよ。

それから、最後に、今年もあいこ先生が選んでくれたごほうびのプレゼントをもらって終了です。

残りの宿題も、がんばって、すてきな夏休みを過ごしてね🌞

 

昨年のお助け会の様子です👇

happykids.hateblo.jp

 

悪魔の誘惑に勝つ

今日のみことば

「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる」マタイ4:4

朝からとても良いお天気の暑い日になりましたが、今朝も元気に3人のお友だちが来てくれました。

今日のけいた先生のゲームは「ワードスナイパー」というカードゲームです。

重ねたカードをめくっていくのですが、カードの裏にはジャンル、カードをめくると文字が書いてあります。

思いついた人から、そのジャンルのその文字から始まる単語を言うというものでした。

 

今日のお話はくみこ先生です。

神であると同時に人であるイエスさまは、神の力を持っていますが、私たちと同じようにお腹がすいたり、疲れたりします。

そのイエスさまは、人と同じようにバプテスマを受けられました。

それは、みんなの身代わりになるという決意で、人として私たちと同じようにしてくれたのではないか、ということでしたね。

 

エスさまは、その後、荒野へ行き、悪魔から誘惑を受けました。

わざわざ悪魔のところへ行って、悪魔の攻撃を受けたんです。

それは、なぜか――。

人としての私たちが、この大変な世の中で、どんな風に生きて行ったらいいのか、教えてくれているのではないでしょうか。

 

エスさまは、40日間断食(ごはんを食べない)をして祈った後、人としての弱った体で悪魔に立ち向かいました。

エスさまは、神の力を使わず、聖書の言葉で悪魔を撃退します。

 

今の世の中は問題ばかりです。

だけど、問題ばかりでなく、神さまに目を向けていくことが大切です。

苦しい時にこそ、祈ることが大切なんです。

そのことを、イエスさまは教えてくれたのではないでしょうか。

 

イエスさまのバプテスマ

今日のみことば

「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ」マタイ3:17

先週は、イエスさまが少年のころのお話でしたが、今日はおとなになったイエスさまのお話です。

 

エスさまが30歳くらいの時でした。

ヨハネという人が、人々にバプテスマ(洗礼)をさずけていました。

このヨハネのことは、以前にもお話を聞いたことがあると思います。

祭司ザカリヤとエリサベツの子どもでしたね。

ヨハネがまだエリサベツのお腹の中にいた時、マリアもまたイエスさまをさずかり、エリサベツに会いに行っています。

 

こちらを読んで思い出してね👇

ヨハネは、旧約聖書に預言されていた、イエスさまが来られる前に人々の心を整える役割を担っていた人です。

たくさんの人がヨハネのところに来て、罪を告白し、川でバプテスマを受けました。

 

ある時、何とイエスさまがヨハネのところにやってきます。

バプテスマを受けたいとおっしゃるのです。

エスさまが水から上がられた時、天が開けて聖霊が鳩のように下りました。

そして、神さまの言葉が聞こえます。

それが、今日のみことばです。

 

エスさまは、罪を犯したことがありません。

だから、本当はバプテスマを受ける必要はないんです。

でも、イエスさまはなぜバプテスマを受けられたのでしょうか。

 

その理由は、次のようなことが考えられます。

★私たちにお手本を示してくれた

★これから十字架にかかって、すべての人の罪を背負うことの決意表明

 

エスさまの決心を、神さまは喜ばれました。

 

今日のお話はめぐみ先生です。

 

けいた先生のゲームは「動物ババ抜き」というカードゲームでした。

 

子どものころのイエスさま

きょうのみことば

「イエスは神と人とにいつくしまれ、知恵が増し加わり、背たけも伸びていった」ルカ2:52

今日から、新約聖書のメッセージになります。

エスさまが子どもだったころのお話です。

この時代の子どもの教育(学校)は、公民館のようなみんなが集まる場所で行われていました。

書物(本)はとっても貴重なものだったので、聖書はひとつの町に1冊あるかないかという感じでした。

子どもたちは、ラビ(先生)が話すモーセ5書の教えを、耳で聞いて覚えたのです。

 

モーセ5書の教えというのは、

・神を愛すること

・隣人を愛すること

が、中心でした。

 

耳で聞いて覚えた子どもたちは、いざという時に、いつでもみことばが出てきました。

また、家でもお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんから聖書のお話を聞いていたようですよ。

 

さて、ユダヤ人たちは、記念日をとても大切にしていました。

過越(すぎこし)の祭りもそのひとつ。

年に1度、この日はみんなでエルサレムに行きます。

家族ごとではなく、グループに分かれて行っていたようです。

この時、イエスさまは子どものグループにいました。

子どものグループの中でもいちばん年上だったので、小さい子どもたちの面倒を見ていたりしたのでしょう。

エルサレムの帰りのことです。

お母さんのマリアとお父さんのヨセフは、子どものグループの中にイエスさまの姿がないことに気がつきます。

 

3日間さがしまわって、やっとエルサレムの神殿にいるイエスさまを見つけました。

そこでイエスさまは、聖書を研究しているおとなたちとともに対話をしていたのです。

普通はおとなが子どもに教えるものですが、反対に子どものイエスさまがおとなたちに教えていました。

 

心配していたマリアとヨセフに、イエスさまは当然のように言います。

「ぼくが自分のお父さんの家にいるのは、あたりまえでしょう?」

エスさまは、このころにはもう、自分が十字架にかかることがわかっていたのかも知れません。

 

過越の祭りは、とても大切なイベントです。

以前、モーセによるエジプト脱出のお話を聞きましたね。

happykids.hateblo.jp

この時、まことの神さまを信じる人たちだけは、子羊の血を身代わりにすることで、災いから救われたのです。

過越の祭りの最後に、人々は子羊をささげます。

子どもたちは、これによって罪が許されることを学ぶのです。

でも、イエスさまは、ご自分が子羊であることを知っていたのでしょう。

過越の祭りは、イエスさまの十字架を思い出させます。

 

メッセージはくみこ先生でした。

けいた先生のゲームは「ワードバスケット」というカードゲームです。