LITTLE✞PRAYERS

福音伝道教団太田キリスト教会の子どもクラス ハッピーキッズの記録

世界でいちばんはじめの「罪」

今日のみことば

「すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないを通して、価なしに義と認められる」ローマ3:23 ~24

今朝はあいこ先生の担当で「世界でいちばんはじめの罪」というお話です。

 

神さまが最初につくられた人間アダムとエバは、エデンの園で何不自由なく暮らしていました。

しかし、神さまの命令がひとつだけありました。

それは、エデンの園のまんなかにある「善悪の知識の木」の実だけは食べてはいけないというものでした。

それを食べると「必ず死ぬ」と神さまは言われたのです。

 

ある日、ヘビがエバに近づいてささやきました。

「神さまは、どの実も食べてはいけないと言ったのかい?」

エバは答えます。

「神さまは、まんなかの木の実だけは食べてはいけないとおっしゃいました。私たちが死ぬといけないから」

「そんなことはない。あなたたちは死なない。これを食べると、神さまみたいになれるんだ。だから神さまは、食べてはいけないと言ったんだよ」

ヘビは、実は悪魔(サタン)が姿を変えたものでした。

エバは、ヘビにそそのかされてその実を食べてしまっただけでなく、アダムにもすすめてしまいます。

「善悪の知識の木」の実を食べたふたりは、自分たちがはだかでいることに気がつきました。

ふたりは、はずかしくなってかくれました。

はずかしかっただけでなく、悪いことをしてしまったので、神さまがこわいという気持ちもあったのでしょう。

神さまは、おっしゃいました。

「誰があなたたちにはだかであることを教えたのか? 木の実を食べたのか?」

アダムは、

エバがくれたから食べました」

と答えました。

エバは、

「ヘビが食べろと言ったから食べました」

と答えました。

ふたりは、あやまるどころか、人のせいにしてしまったんですね。

 

神さまにそむくことを「罪」と言います。

罪というと、人殺しやどろぼうなどを思い浮かべるかも知れません。

でも、聖書の「罪」は「神さまの言うことを聞かないで、神さまを悲しませること」です。

 

こうして、世界に罪が入ってしまいました。

その結果、ヘビは地面をはいずりまわって生きるようになります。

エバは、子どもを生む時に苦しむことになります。

そしてアダムは、汗を流して働かなければならなくなったのです。

それから、人は土にかえって死ぬことになりました。

 

神さまは、アダムとエバエデンの園から追い出してしまいました。

でも、ふたりをかわいそうに思って、皮でつくった衣を着せて下さったのです。

神さまは、罪をおかしたからといって、人間を見放したわけではありませんでした。

世界中では、戦争や事件が起きていますが、それも罪の結果によるものです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、そんなふうには見えませんが、罪を持っています。

人間はみんな、罪を持って生まれてくるのです。

でも人間を愛して下さっている神さまは、イエスさまの十字架のあがないを用意して下さいました。

それによって、私たちは、罪が許されるのです。

私たちは、サタンの誘惑に負けないよう、神さまに助けて下さいと祈りましょう。

 

今日のけいた先生のレクリエーションは「1kgを当てる!」というゲームでした。

目盛りをかくしたはかりに、ものをのせていき、1kgだと思ったらストップします。

1kg当てるのって、意外とむずかしい~(@_@)