今日のみことば
「ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる」イザヤ9:6
11月最後の日曜日。
先週は教会のイルミネーションが点灯しました。
教会の中にも少しずつクリスマスの飾りが増えて、わくわくした気持ちになりますね。
今日からアドベントに入ります。
今朝のかめい先生のメッセージをおさらいしていきましょう。
「アドベント」は「現れる」という意味です。
今日のみことばにある「ひとりのみどりご」とはイエスさまのこと。
待降節(たいこうせつ)とも言いますね。
預言者とは、神さまの言葉を人々に伝える人のことでしたね。
占い師とはちがいます。
イエスさまのことは、新約聖書に書かれていますが、なぜイエスさまがお生まれになることが旧約聖書に書かれているのでしょうか。
イスラエルは、2つの国に分かれてしまいました。
その歴史を見てきましたね。
悪いことが起こるその目的は、神さまに立ち返ること、神さまに信頼することを思い出すためです。
神さまの言うことを聞かないから罰が下る、というのとはちがいます。
神さまがともにいて下さることを忘れないでほしいという意味なんです。
イザヤが救い主のお誕生を預言したのは、南王国ユダのアハズ王の頃でした。
南王国ユダにもアッシリアが攻めてくるのではないかと、人々は不安の中にいました。
そんな時に伝えられた、神さまの言葉なのです。
実際にイエスさまがお生まれになるのは、これから700年も後のことです。
だから、この時代に生きている人には関係ないように思えますね。
でもこれは、神さまに信頼することが大切だと確信するための言葉なんです。
どんなことがあっても、神さまがともにいて下さるという希望の言葉です。
それは、イエスさまがお生まれになって2000年たった今も、私たちに語りかけてくる言葉です。
私たちにも関係のある言葉です。
そして、イエスさまは、もう一度ここに降りてこられる…これを再臨(さいりん)と言います。
これを信じて待っていなさい、と私たちに伝えられています。
イエスさまがいついらっしゃるのか、誰にもわかりません。
それは神さまがお決めになることだからです。
1日1日神さまを信頼して待つことが大事です。
クリスマスは年に1回だけど、毎日がクリスマスという気持ちで過ごしていきましょう。
イザヤ書7章~9章をぜひ読んでみて下さい📖
そして今日から「あなたを信頼できるように導いて下さい」と、毎日お祈りしてみましょう。
※イラストは2020年にNPO法人シャロンのクリスマスカード用に描かせていただいたものです