LITTLE✞PRAYERS

福音伝道教団太田キリスト教会の子どもクラス ハッピーキッズの記録

救い主お誕生の約束

今日のみことば

「神は約束にしたがって、このダビデの子孫から、イスラエルに救い主を送ってくださいました」使徒13:23

12月になりました。

つい先日まで、関東は暖かかったのですが、急に寒くなってきましたね。

今日はくみこ先生のお話で、たくさん聖書を開きました。

新約聖書のいちばん最初を見て下さい。

最初は、マタイの福音書ですね。

1章1節から16節までずっと、カタカナがずらーっと並んでいます。

これを見ていると、つまらなくて、読むのやめちゃおうかなって思いたくなります。

でも、これが大事なんです。

これは、人の名前です。

アブラハムから始まって、イエスさままで続いています。

 

聖書は、歴史書でもあります。

歴史の事実の上に書かれているのです。

新興宗教は、ある人が突然自分を神だと言ってみんなに信じさせます。

もともと旧約聖書を信じていた人たち(ユダヤ教)は、イエスさまが現れた時、新興宗教だと思っていました。

でも、聖書を見ると、イエスさまが突然現れたのではないことがわかります。

つまり、新興宗教ではないんです。

 

ガラテヤ書3章16節には、アブラハムの家系から救い主が生まれることが書かれています。

神さまのご計画なのです。

それが、クリスマスです。

マタイの福音書にもどってみましょう。

カタカナをさがしていると、知っている名前も出てきますね。

たとえば、ダビデやソロモン。

ハッピーキッズでお話を聞きました。

ダビデもソロモンも、いい王さまだったけど、悪いこともしてしまったんです。

聖書は、そんなところもちゃんと書いています。

 

また、カタカナの中には、4人の女の人の名前が出てきます。

タマル、ラハブ、ルツ、ウリヤの妻(バテ・シェバ)です。

彼女たちは、外国人であったり、人に嫌われるようなよくない仕事をする人でした。

だけど、ここに、イエスさまがお誕生するまでの家系図にのっています。

なぜでしょうか。

それは、神さまの救いには、イスラエル人も外国人も関係ないからです。

すべての人のための救いなのです。

神さまは、すべての人を心配し、すべての人を救いたいと願っておられるからです。

 

マタイ1章16節を見て下さい。

「イエスさまはマリヤから生まれた」と書かれていますが、この家系図はマリヤの家系図ではなく、ヨセフの家系図です。

しかし、イエスさまは人間の力ではなく、神さまによってお生まれになりました。

マリヤは神さまに選ばれましたが、普通の人です。

 

さて、イエスさまのお誕生までのスタートに、なぜアブラハムが選ばれたのでしょうか。

ガラテヤ書の3章6節には、アブラハムが神さまを信じる人であることが書かれています。

アブラハムに告げられてから、約束が実現するまで、長い長い年月がたっています。

でもアブラハムは、神さまが自分の子孫を愛し、全世界を祝福して下さることを信じていたのです。

そして今、神さまは、私たちを通して、色んな人が幸せになるために活用して下さっています。

 

※イラストは2021年のNPO法人シャロンのクリスマスカード用に描かせていただいたものです