今日のみことば
「私は主の名を呼ぶ。そのとき、火をもって答える神、その方が神である」Ⅰ列王18:24
今朝は、先々週みんなで作った手裏剣を使って、けいた先生が的当てゲームを用意してくれました。
重ねた紙コップに手裏剣を当てて倒します。
なかなか当たらなかったり、当たると一気に倒れたりと、どうなるかわからなくて楽しいレク時間になりました。
さて、今日はくみこ先生のメッセージです。
前回のかめい先生のお話で、イスラエル人の国は2つに分かれてしまったと聞きましたね。
その、北王国イスラエルのお話です。
北王国イスラエルは、悪い王さまが続いてしまいました。
中でも特に悪かったのが、アハブ王です。
しかし、この時代、神さまはひとりの預言者(神さまの言葉を聞いてみんなに伝える人)をつかわします。
それが、エリヤです。
エリヤは、バアルという神さまを信じているアハブに、伝えます。
「このままでは、これから何年も、雨が降らなくなります。バアルを信じるのをやめて、本当の神さまを信じて下さい」
アハブは、その言葉を受け入れるどころか、大変怒りました。
それから実際に雨が降らない時期が続くのですが、アハブはそれをエリヤのせいにしたのです。
エリヤは命をねらわれていましたが、神さまによって守られていました。
ケリテ川のほとりに隠れていたエリヤに、神さまはカラスをつかって、食べものを届けてくれたのです。
雨が降らなくなって3年。
畑の作物は育たず、みんな困りはててしまいました。
神さまは、エリヤにアハブ王に会いに行くようおっしゃします。
そこで、エリヤは、どちらが信じる神さまが本当の神さまか、アハブ王と対決することになります。
その方法はこうです。
カルメル山に祭壇を用意します。
そこに、たきぎを並べ、ささげものを置きます。
そのささげものに、天から火を降らせて燃やすことができる神さまが本当の神さま、というわけです。
アハブ王の側は、バアルの預言者が450人集められました。
最初に祈ったのは、バアルの預言者たちです。
朝から昼まで、祈りました。
何も、起こりません。
そこで、バアルの預言者たちは、踊ったり、自分の体を傷つけることまでしました。
でも、何も起こらなかったのです。
バアルの預言者たちは、疲れはててしまいました。
エリヤの番になりました。
エリヤは、ささげものに水までかけて、そして、祈りました。
すると、どうでしょう。
天から火が降ってきて、ささげものを全部焼きつくしたのです。
神さまのためのお仕事をする人は、時々つらい思いをしますが、神さまはその場所で、必ず守って下さいます。
本当の神さまは、ただおひとりであることを覚えておいて下さいね。
歴史には、いいことしか伝わっていないことがあります。
でも、聖書には、いいことも、悪いことも書いてあります。
聖書は、うそをつきません。
「世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました」ヨハネ16:33
つらいことが何もない…そんなことはありません。
でも、神さまを信じているので、勇気を出しましょう。