今日のみことば
「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」ルカ10:27
明けましておめでとうございます。
2022年最初のハッピーキッズは、ハッピージュニアと合同の新年お楽しみ会です。
かめい先生のメッセージは、みんなへの問いかけで始まりました。
新しい年に、みんなには目標がありますか?
今年はキッズとジュニアみんなでひとつの目標を立てよう!
今日のお話は、イエスさまのたとえ話です。
聖書の勉強をしている律法学者が、イエスさまに質問をしました。
「どうしたら、永遠の命をいただくことができますか?」
これは、わからなくて聞いたのではありません。
イエスさまをためそうとして、いわば上から目線で聞いたのです。
「聖書には、何て書いてありますか?」
イエスさまは、反対に質問します。
律法学者は、聖書に書かれていることはよく知っていたので、得意になって答えました。
「『神さまを愛し、あなたの隣人を愛しなさい』と書いてあります」
「その通りです。それを実行しなさい」
イエスさまに言われた律法学者は、自分が正しいということを示したくて、もうひとつ質問をします。
「では、私の隣人は誰ですか?」
自分が愛すべき人は誰ですか?と聞いた律法学者。
きっと、自分にとって大切な人たちを愛していたので、自分にはそれができている、ということをアピールしたかったのでしょうね。
でも、イエスさまは、こんなお話をなさいました。
ユダヤ人の旅人が、道の途中で強盗におそわれてしまいます。
持ちものも、着ているものもとられたうえ、大ケガをして動けません。
そこに通りかかったのは、神さまのためのお仕事をする祭司。
しかし、祭司は、道の反対側を通って行ってしまいます。
次に通りかかったのは、レビ人。
この人も、神さまのためのお仕事をしていました。
しかし、レビ人も、旅人を放っておいて行ってしまったのです。
もうひとり、旅人のそばを通りかかった人がいました。
サマリア人でした。
ところが、このサマリア人は、倒れているユダヤ人を、すぐに助けてくれました。
傷の手当てをして、自分のロバにのせて、宿屋までつれていってくれたのです。
この3人の中で、旅人の隣人になったのは誰でしょうか?
そう。
最後に通りかかったサマリア人ですね。
先の2人は、神さまを愛することを知っていても、隣人を愛することを知らなかったのです。
「あなたもサマリア人のようにしなさい」と、イエスさまはおっしゃいます。
これが「隣人になる」ということです。
「愛すべき人を探す」のではなく、自分自身が「愛する人になる」これを、今年のハッピーキッズ&ジュニアの目標にしよう!
愛することのできる存在になろう。
自分が好きな人、仲の良い友だちのためだけでなく、嫌だなあと思ってしまう人をも愛せる人になろう。
そんなこと、できる?
大丈夫。
みんなは、ひとりじゃない。
ハッピーキッズ&ジュニアには、先生がいて、友だちがいる。
そして、神さまが導いていて下さいます。
今日はお話の後、けいた先生のゲームで、トランプを使ったビンゴをしました。
また来週から、通常のハッピーキッズを行います。
本年も、ハッピーキッズをよろしくお願いいたします。